「おいでよTX」では、街の情報を紹介する記者を“ナビゲーター”と呼びます。
この秋オープンしたばかりのポータルサイト「おいでよTX」では、そのナビゲーターを大募集中! 1日ナビゲーター体験講座を開催し、TX沿線にゆかりのある人気ブロガーやコピーライター、カメラマンに記事の書き方や写真の撮りかたをお話いただきました。
「おいでよTX」ってどんなサイトなの?
「おいでよTX」はつくばエクスプレス創業10周年を迎え、誕生した市民参加型のポータルサイト。各駅のナビゲーターと呼ばれる記者が情報を発信し、読者は、駅名や「遊ぶ」「育てる」「食べる」などのカテゴリーで情報を検索できます。

プロジェクターで「おいでよTX」を紹介

この日の登壇者もすでにナビゲーターとして記事をアップ! SNSなどで反響を呼んでいます。
「おいでよTX」が目指すのはみんながつながり、交流し、一緒になって盛り上げていくサイト。ナビゲーター1人1人が集めた情報や“沿線のいいところ”をみんなで共有して、行きたい人、住みたい人、参加したい人を増やしていきたいと考えています。
この後、TX沿線にゆかりのある登壇者が次々と登場します!
流山生まれ流山育ち。泣石家霊照氏による“泣ける”噺(はなし)
トップバッターで登場したのは、流山生まれ流山育ちの泣語家、泣石家霊照氏。落語ならぬ、「泣語」というものをご存知でしょうか。泣語とは、泣ける人情噺(はなし)のことで、泣語を話す人を泣語家といいます。
一粒涙を流すだけで、一週間ストレスフリーになると言われるくらい、泣くことによってストレスが解消されるそうです。

泣語家の泣石家霊照氏
披露された噺は3つ。
この日のために用意したという自身の過去の経験を元にした、流山セントラルパーク地域でのお噺「子どもの社交場」と、南流山駅付近でのお噺「揚げ物と勇気」。
そして、結婚式での、亡くなった父親からのメッセージにまつわるお噺「空からの出席者」。
泣く語を聴くのは初めてという参加者がほとんどでした。一つあたりの噺は5分程度。自分の過去の体験と重なりしんみりする場面もありました。
東京で一番古いおにぎり専門店「宿六」三代目と、おにぎり協会代表理事が目論む今後の展望
霊照氏の噺の次は、浅草にある東京で一番古いおにぎり専門店「おにぎり 浅草 宿六」の三代目店主である三浦洋介氏と、一般社団法人おにぎり協会代表理事の中村祐介氏の対談。三浦氏がこの日の早朝から握ってくれたおにぎりを、皆でいただきました。対談ではおにぎりの説明から始まり、宿六の歴史やおにぎりの今後の展望についてお話いただきました。

参加者全員に用意された宿六のおにぎり(サケと、オキアミの佃煮)

三浦氏が、ノリの巻き方をレクチャー

ノリの片面がピンとたったスタイル。おにぎりをきっかけに写真撮影やコミュニケーションも。

おにぎり協会代表理事の中村祐介氏(左) 「おにぎり 浅草 宿六」の三代目店主三浦洋介氏(右)
中村氏は、寿司や天ぷらにつぐ食べ物として、日本のソウルフードである「おにぎり」を世界へ発信していきたいと語ります。トークの中では赤ワインで炊いたお米をノリ代わりの生ハムで巻く洋風のおにぎりレシピにも触れていました。
三浦氏は浅草生まれ浅草育ちならではの人脈で、地元の若旦那たちを取材したいとのこと。おにぎりも大満足でしたが、今後ナビゲーターとしての記事も楽しみです。
「おいでよTX」が提案するナビゲーターの楽しみ方
休憩を挟んで、次は書き方と撮り方を学びます。その前に、ナビゲーターの楽しみ方についてて。

日常の些細なことが記事のネタになって、街の魅力を知ることで街がもっと好きになる。毎日が楽しくなって誰かに伝えたくなる。もっと出かけたくなる。そんなふうに、どこにもないオリジナルな記事を楽しみながら書いてもらえれば、と思います。
個性的な登壇者の集まった「読まれる記事の書き方講座」
TX沿線で子育てするママたちを応援するサイト「ままてぃ」を運営している篠原氏をファシリテーターとして、守谷市を中心とした地元情報をブログなどで発信しているTorishin氏、プロのコピーライターとして活躍している小幡氏が実例を交えながら進めていきます。

コピーライターの小幡氏(左)パワーブロガーのTorishin氏(中)ファシリテーターの篠原氏(右)
小幡氏が提案する読まれる記事を作成するポイントは以下の3つ。
1.余白を残す
2.自分の言葉でいい
3.具体的な誰かのために

どうすれば読みたくなるような文章を書くことができるかは、広く伝えようとするよりも、自分が誰に伝えたいかという視点で言葉を選ぶことが大事なようです。
Torishin氏は、SEO対策として検索されるようなタイトルをつけたり、googleアラートなどのツールを使って情報収集をするなど、初心者以外でも勉強になる話をわかりやすく説明してくれました。元々は1日に数件しかアクセスがなかったというTorishin氏のブログも、今では年間で120万もの訪問があるそうで、大事なのは続けることとも。
たくさんの記事の中から見つけてもらうための視点でTorishin氏。その中から選んでもらうための視点で小幡氏。ブロガーとコピーライターそれぞれの立場から話を聞くことができました。
共通していたのが、文章のタイトルで惹きつけることが重要だということ。検索されるようなワードを意識しながら読ませる文章を書くことで、より読まれる記事を書くことが出来るようです。詳しい内容は後日ご紹介します。
プロ歴20年のカメラマンに学ぶ「光るプロ技撮影」講座
会場となったKOILを拠点に活躍するカメラマン、久保真二氏による「光るプロ技講座」では、以下の3つのポイントを軸に進められました
・構図(3分割法)
・光の捉え方
・撮影時の注意点など
3分割法とは、画面の縦と横を3分割し、被写体を線上や交点に配置する構図の基本となる考え方で、主役になる被写体を4つの交点のいずれかに合わせる方法です。迷ったときに利用すると簡単に良い写真が撮れますが、“利用するもの”であって捉われるものではないと久保氏はいいます。

光の捉え方では、自然の中にある光(木漏れ日など)を見つけて撮影することや、周りの情景を一緒に撮影することで建物などの被写体が際立つことも教わりました。
最後に、各テーブルに用意されたオブジェを撮影します。

各自で実践!

こちらは久保氏が事前に撮影した作品
今回の講座ではうまく撮影するための技法を中心に進められましたが、撮影に没頭するだけではなく、写真をコミュニケーションツールとして使って欲しいと強調されているのが印象的でした。写真を撮らせてもらうために一声かけることで会話が始まり、撮った写真を見てもらうことで会話が広がります。その写真を記事として投稿しても良いか確認をするのも大事。撮る方も撮られる方も、お互いが気持よく撮影できてこその仕上りですね。
実際の記事作成ワークショップではそれぞれの個性が
読まれる記事の書き方講座、光るプロ技講座が終わり、休憩を挟んだところで「おいでよTX」に記事を公開するためのワークショップを行いました。まずは紙のワークシートに構成を書きこみます。スラスラ書き進める方もいれば、トピックの見つけ方をどうしたらいいか悩まれる方も。

皆さんに声をかけてみると、トピックの選び方やタイトルの付け方など、それぞれ個性的です。時間の関係で体験講座中に書き終える方はいらっしゃいませんでしたが、体験講座に出席してくださった方の記事が今後「おいでよTX」で見られるようになるのが楽しみです。
ワークショップでは、各テーブルごとで「どこの駅に住んでいるんですか?」「普段は◯◯をしています!」などのコミュニケーションが生まれていました。体験講座が終わっても、初めて会った人同士で談笑する姿が見られ、「おいでよTX」から新たなつながりが生まれているのを実感できた1日でした。「おいでよTX」では、これからもみんなで盛り上げていけるような取り組みを行っていきます。今回参加してくださった人も、残念ながら参加できなかった人も「おいでよTX」から“沿線のいいところ”を発信していきましょう!
KOIL(柏の葉オープンイノベーションラボ)http://www.31ventures.jp/ventureoffice/31ventures-koil/