(出典元)小学生の夏休みの宿題実態調査
(引用元)http://d2goguvysdoarq.cloudfront.net/system/press_releases/pdfs/68/original.pdf?1404188977 アクトインディ株式会社
決められた課題にこつこつ取り組むことはできても、自由に考えることには苦手なお子さんも多いようですね。今年の夏休みは終わりましたが、いかがだったでしょうか。自由研究のテーマはスムーズに決まりましたか?
小中高生向けに深い学力や生き抜く力を伸ばしていく学習塾「a.school」( http://aschool.co.jp/ )では、「探求」と「想像」を軸に、さまざまな学びのアプローチを行っています。
7/19(日)・20(月・祝)に柏の葉キャンパスで開催された「マナビーヤ!フェスタ」では、その一部が体験できるワークショップが行われました。テーマは“研究者になって不思議を探そう”です。世界にひそむ「なぜ」を 子どもが自分で発見し、自分オリジナルの自由研究テーマを決めるというものでした。先生は「a.school」代表取締役/校長の岩田拓真さん。
「なぜ」という視点は、探求力を磨くことにつながります。夏休みの課題は終わったからもういいや、ではなく、日頃から「なぜ」という視点を意識してみませんか。ワークショップの一部をご紹介します。
大事なのは、物知りなことより何だろうって思う心
まず、自分が何の研究者になるか決めます。
「僕、私は○○の研究者」
子どもは博士、パパ、ママは助手です。
博士ってどんなイメージを持っていますか?
研究をしたり発見したり、すごく物知りなイメージがあるかもしれませんね。でも博士に必要なのは、物知りなことより不思議を発見する力。博士は、何だろうって思う強い心を持っていて、誰も知らないことを追いかけている人です。
博士は今日の研究テーマを決めます。
テーマは、自分が好きなこと、興味のあるものから選びましょう。
テーマに関する「なぜ」をたくさん書きだしていきます。
研究テーマを発表して、みんなで答えを考えます。
博士:「なぜ植物は水をやらないといけないの?」
―熱中症になるから
―人間がごはんを食べる代わりに水で栄養を摂っているから
博士:「どうして俳句は五七五なの?」
―リズムがいいから
―ルールを作ったほうがおもしろいから
―うたにできるように
この他にも、たくさんのなぜと答えで盛り上がりました。「楽しかった」「考えるのは難しいけどおもしろい」など、子どもたちも自分の研究テーマにワクワクできた様子。自由研究のテーマとしてだけでなく、「なぜ」を探し続けることで、自分で考える力を身につけることができそうです。