Uコン飛行機の大会を見に来てください!
2016年4月3日(日)、埼玉県八潮市大瀬運動公園(中川の河川敷)で、Uコン飛行機の大会が行われます。エンジンつきの模型飛行機を2本のワイヤーで自由自在に操縦して楽しむのがUコン飛行機です。地上1メートルに置いた風船をプロペラで割る競技や、2機同時飛行して、機体の後ろにつけた紙テープを切り合う、コンバット競技があります。これは模擬空中戦なので、手に汗を握るスリリングな競技です。墜落する機体も多い競技です。Uコン飛行機は、約15メートルの2本のワイヤーを使って操縦するので、ラジコン飛行機のように遠くへ飛んで行ってしまうことはありません。墜落しても、半径15メートルの円の中ですから、観客に怪我をさせることはありません。この大会のメインは、大型機による曲技飛行です。宙返り、背面飛行、8の字宙返りなどを行い、その完成度を競う競技です。この競技には、日本選手権出場者や、世界選手権出場者もエントリーしていますので、華麗なる演技を見ることができます。
水平飛行中の曲技機 この後に宙返り、背面飛行などを行います。
Uコン飛行機は、離陸したらエンジンをコントロールすることができません。燃料がなくなるまで飛び続けます。そのため、操縦者は。既定の時間内にエンジンが停止し、着陸できるように、注射器で燃料の量を測って燃料タンクに給油します。操縦は、約15メートル先にある機体を2本のワイヤーにつけられたハンドルを動かして行います。ハンドルを動かすと、飛行機のエレベーター(昇降舵)が上下して、機体が上昇・下降します。たったこれだけの操縦装置で、宙返りをしたり、四葉のクローバーの形を描いたりします。単純ですが奥の深い競技です。まだUコン飛行機を見たことがない方は、ぜひお越しください。
八潮市がUコン飛行機を応援しています
「Uコン飛行機が飛ぶ街八潮」にふさわしく、八潮市長杯、教育長杯、市議会議長杯が並んでいます。Uコン飛行機の大会に市がこれだけ応援してくれるところは、日本中で八潮市だけだと思います。Uコン飛行機は、50代の人が少年時代に大流行していましたが、現在は少数派のホビーになっています。しかし、八潮市では、毎年大会が行われ、じわじわとUコンファンが増え始めています。Uコン飛行機は「科学スポーツ」として位置づけられるので、青少年の健全育成に役立ちます。