5月から11月まで毎月一度のペースで農作業体験が企画されています
柏市は東京近郊都市として、野菜などの近郊農業が盛んな土地です。名産のコカブをはじめとして地元の農家が各種の野菜を栽培するとともに、柏市も都市農業の活性化と農業経営の強化育成の各種支援策を実施しています。(詳しくは、「柏市の農業振興事業」(柏市経済産業部農政課) http://www.city.kashiwa.lg.jp/soshiki/020100/p015204_d/fil/nougyo.pdf を参照ください。)
体験農園もそのひとつ。今回の企画を主催した農菜土さんも柏市の手賀沼周辺でこうした農業振興や柏市の都市部と農村部の交流に取り組んでいらっしゃる団体で、農家が作るエダマメ、トウモロコシなどの野菜を前もってオーナーとして買ってもらい畑に収穫に来てもらう「オーナー制」や、遊休農地を利用して地元の農家が指導して一年に渡って農業体験をする「管理型 体験貸農園」に取り組んでいらっしゃいます。
この農菜土さんが近年柏市の経済部農政課による手賀沼周辺地域協議会とともに取り組んでいるのが「収穫体験」。5月の田植え体験に始まり、11月までほぼ毎月いろいろな農作業が体験できる企画をされていますが、その中のひとつソラマメ収穫体験に行ってきました。
柏の葉キャンパス駅から車でアリオ柏オープンで混雑する国道16号を南に走り約25分。金山地区に体験農場はありました。参加受付の連絡の手紙に地図も印刷されており、途中や帰り道には案内の看板が適宜設置されていましたので、まったく迷わずにたどり着けました。
到着したら受付です。料金を支払い収穫用の専用袋を受け取ると、畑に案内されます。受付からは徒歩5分。持ち物には長靴や着替えと書いてありましたが、天気がよければ普通の運動靴で十分です。
畑に着くとソラマメの収穫のやり方の指導。そこで何故ソラマメと呼ばれるようになったのかの説明も受けます。冒頭の写真にあるように、ソラマメは最初はサヤが天(空)に向かって力強く伸びていきます。そして成長をして豆粒が大きくなると次第に垂れ下がり、最後はサヤが下を向きます。こうなったら収穫期だそうです。
袋一杯に収穫
ソラマメは大きいので直ぐに袋に一杯になります。一杯になったら受付に戻って袋をもらいます。
受付横では、BBQや野菜の即売も
受付の横では、ソラマメ以外にお餅やお芋、ネギなどを焼いて配布していました。採り立て焼きたての野菜は本当においしかったです!
ご馳走様でした。
今後の収穫体験スケジュール
農菜土さんのホームページ( http://no-side-kashiwa.com/index.html )によると、今年のこの後の収穫体験のスケジュールは以下のようになっていました。
6月25・26日 カレー畑収穫体験
7月2・3日 枝豆収穫体験
8月6・7日 とうもろこし収穫体験
9月17日 稲刈り体験
10月1・2日 落花生収穫体験
10月15・16日 さつまいも、落花生収穫体験
11月12・13日 サトイモ収穫体験
市民農園と違い収穫体験は収穫の1日だけの作業ですみますから、小さい子供がいても飽きずに楽しめるのがお勧めです。