隠れ家的なカフェで美味しいランチ!
筑波山MAP(つくば駅で配布)を手につくば道に向かいます。
つくば駅のバスターミナルの3番バス停から「つくバス(北部シャトル)」に乗り、「筑波交流センター」で下車しました。
筑波交流センターでは、お手洗いを借りることができるので、ウォーキングを始める前にしっかり準備してスタートです。
つくば道の入口に向け歩いていると、古風な建物の「北条ふれあい館」があります。
土・休日のみの営業ですが、無料で休憩することができ、地元特産品の販売や、筑波山麓地域の情報提供などもしているそうです。
つくば道の道標がありましたが、つくば道に入る前に近くのカフェ「ポステン」で昼食を取ることにしました。
カフェの手前に、登録有形文化財に登録されている「宮本家住宅」があります。
江戸時代末期に建てられ、永きに渡り、商家として栄えた家だそうです。
カフェ「ポステン」らしい建物を見つけましたが、OPENの看板が見えているのに、入口に自転車が置いてあります。
営業していないのかな?と思いながら、看板をよく見ると入口は横の細道側にありました。
初めて来る人は注意しないと見落としてしまうかもしれません。
登録有形文化財の郵便局を活かして作られたカフェで、店内はおしゃれで落ち着いた雰囲気でした。
ランチには、カレーやサンドイッチなどのメニューがあり、その中から「ポステンサンドプレート」を注文しました。
パンの風味がしっかりしており、野菜も瑞々しくとても美味しくいただきました。
さらに、デザートの味噌を練り込んだベイクドチーズケーキは、味噌がチーズの旨みを引き立てており、チーズケーキ好きには堪らない一品でした。
筑波山神社を目指して、つくば道へ
昼食を取り終え、つくば道を歩き始めます。
最初はゆるやかな坂道と民家が並んでおり、歩みを進めると「田井郵便局」が見えてきました。昔ながらの赤いポストが目を引きます。
「田井郵便局」から程なく歩いたところに、「普門寺」という寺院があります。
境内は、鮮やかな緑と寺院が目を引き、心地の良い雰囲気が漂っていました。
また、入口近くの駐車場からは筑波山が一望できました。
「普門寺」を出たところで、地元の方が声を掛けてくれ、もぎたてのみかんをいただきました。
歩いている途中にも、すれ違う方々が挨拶をしてくれ、住人の方々の温かさを感じられました。
途中の桜井菓子店では、こしあんがたっぷり詰まったアンドーナツをいただきました。
疲れた体に甘みが染み渡ります。
神郡(かんごおり)という地域に入ると古い町並みを見る事ができます。
つくば道も半ばに差し掛かると、石倉RIZが見えてきます。こちらでは、期間限定(不定期)でカフェをやっているそうです。
筑波山の近辺で栽培されている福来(ふくれ)みかんの畑がありました。
残念ながら収穫後のようで、みかんはあまり実っていませんでした。
福来みかん畑を過ぎた頃から、坂道が急斜面になっていき、「六丁目の鳥居」が見えてくる頃には、息が乱れてしまいました。
「六丁目の鳥居」から、300mほど進むと分かれ道があり右に進みます。
「旧・筑波山郵便局」が見えたら筑波山神社まであと少しです。
最後の坂道で疲れ果てながらも、ようやく筑波山神社に到着です。
筑波神社は、筑波山をご神体としており、西峰の男体山頂に筑波男大神・伊弉諾尊(いざなぎのみこと)を、東峰の女体山頂に筑波女大神・伊弉冉尊(いざなみのみこと)の二神を祀っています。
筑波山は日本百名山のひとつでもあり、「西の富士、東の筑波」と並び称されます。
境内の一角では、木々が黄色く色づいており、紅葉を楽しむこともできました。
筑波山神社周辺のお土産屋で、ソフトクリームを食べ、一息つきました。
お土産は「かりんとう饅頭」で決まり?
帰りは、筑波山口のバス停がある沼田という地域まで歩き、そこからつくバスでつくば駅を目指します。
途中にある大きな鳥居は、何度見ても迫力があります、
筑波山口のバス停近くにある「沼田屋」のかりんとう饅頭が、以前食べて美味しかったので、お土産に買って帰ろうと思っていたら、残念ながら売り切れていました。
次回来た際には、是非買いたいと思います。
筑波山口のバスターミナルは、廃線となった筑波鉄道の跡地付近にあります。
つくバス(北部シャトル)に乗ってつくば駅に戻りました。
今回は、約4時間のウォーキングで総距離11kmでした。
2017年10月28日(土) ~11月05日(日)に「筑波山麓秋まつり」が開催されるとのことです。
開催時期に合わせて「TXつくば道スタンプウォーク」も実施の予定ですので、是非この機会、つくば道を歩いてはいかがでしょうか。