「南千住ぶらり下町音楽祭」は、再開発後に新しくマンションに引っ越してきた住民の方々が、旧市街を歩いて街を体感する機会として親しまれているとのこと。
また、歩いていける身近な場所で上質な音楽が楽しめると、音楽祭を心待ちにしているご高齢者の方も多いようです。
この音楽祭の会場は5ヵ所。
蕎麦屋、銭湯、中学校、寺、駅前の5会場で、一流のクラシック奏者による演奏が聴ける、贅沢なイベントなのです。
会場を巡りながら街を歩いて、街の魅力を発見する楽しみもありますね。
各会場、1公演30分で、1日に2~3公演。
1公演だけのチケットもあるようですが、この音楽祭はパスポートで会場を回るのがおすすめです。
パスポートのタイムテーブルを見ながら、最初は駅前でスティールパンを聞いて、次はお寺でテノールの歌声を楽しみ、次は中学校でプロの超絶技巧に興奮!
ピアノが大好きな方は、ピアノ会場で3公演聴いて楽しむなど、楽しみ方は自在です。
日本の音楽シーンの第一線で活躍する演奏家が、まさかこんな場所で! というところで演奏してくれるのです。
決して音響設備の整った会場というわけではありませんが、
下町の日常、人々の営みに音楽が寄り添い静かな感動を味わえる素敵な時間になるはず!
この機会に、南千住に出かけてみてはいかがでしょう。