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食べる流山おおたかの森

知ってましたか?中国野菜の栽培法を国内で最初に確立したのは柏の農家なんです

中華料理に欠かせない青梗菜(チンゲンサイ)。中華料理では、炒め物、あんかけなどいろいろなところで使われる野菜ですが、実は国内で青梗菜を栽培する手法については、柏市の農家西川さんが最初に確立したものなんです。

道路脇に大きな看板が

南柏から流山おおたかの森に抜ける都市軸道路(東深井市野谷線)を走っていると突然「チャンポン」という黄色い時に大きな字で書かれた看板が目に入ってきます。その下には堂々と「ここで千葉県で一番うまい店」という謳い文句も。
実はここ、日本で初めて中国野菜の栽培法を確立した農家の関係者の営業する中国菜館「美幸」というお店なのです。

ひときわ目立つお店の看板

お店の向かい側には「中国野菜栽培草創の地」という石碑

看板の前がお店の駐車場になりますが、道路を渡った向かい側に「中国野菜栽培草創の地」という石碑が立っています。一見すると普通の民家のガーデニングされた門で見落としやすいのですが特とご覧あれ。

柏市近郊で農業を営む西川ファームの西川述夫さんがここ柏で1975年ごろに苦労しながら青梗菜の栽培方法を確立したのを記念したものだそうです。柏の野菜といえば日本一の生産量を誇る「カブ」が有名で、最近ではコカブを使った柏オリジナル料理なども創作されてきていますが、青梗菜をはじめとした中国野菜も高級料理店を中心に柏ブランドが有名な野菜になります。

2007年に報道されたニュースには、以下のような記述もあります
『1975年、述夫さんが中国でチンゲンサイの種を探して自分の畑で栽培を始めた。知人の中華料理店主が「中国人のコックを雇えても、日本には中国野菜がない」と嘆いていたのを聞いたのがきっかけだった。
 数年後、中国野菜の取引業者「木村商店」(柏市)と契約。都内や神奈川県内の料理店に納入され、徐々に評価されるようになったという。現在、ミニチンゲンサイ、カントンパクチョイミョウなど約20種の中国野菜を約6ヘクタールで栽培。年間、約4万箱(1箱1~2キロ)を木村商店や地元の京北スーパーに卸している。』

西川述夫さんは1983年に「中国野菜の本―育て方と使い方」という本も共著で出版されています。

美幸の麺類は大盛りなのでご注意をw

中国菜館「美幸」は、月~土のお昼だけ営業なので注意

お店に戻ってお昼を食べてきました。中国野菜たっぷりの五目そばをチョイス。大盛りです。

ちなみにこのお店はランチタイムの11:30~15:00のみ営業。日曜日や祝日はお休みです。地域では知る人ぞ知る名店なので土曜日のお昼などはテーブル4台にお座敷2席、カウンター4席という小さなお店がすぐに一杯になり行列になってしまいます。駐車場はお店の前にあります。

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