平将門の居城だった?守谷城址公園!
守谷駅から守谷城址公園までは、1.4km、徒歩約20分です。
守谷駅の八坂口という出口からつくばエクスプレスの高架横をつくば方面に歩き、セブンイレブンがある十字路を右に曲がります。
左側に森が見えてきたら、左折して守谷城址公園に到着です。
守谷城址公園は、平将門が築城したという伝説もあるそうですが、現在では武家の相馬氏の城だったという説が有力みたいです。
公園内は、いくつかのエリアに分れているようで、守谷城の跡地以外にも広場や池などがあり、かなり広いです。
守谷城の跡地では、素人目には石垣など城の痕跡を見つけることができませんでしたが、荘厳な雰囲気と自然の景観を楽しむことができました。
多目的広場は、先ほどの城跡とは違い綺麗に整備されており、ボールやバトミントンなどを持っていけば、周りの景色を楽しみながら思いっきり遊べそうでした。
野鳥の森を散策して、心身ともにリフレッシュ!
野鳥の森には、平成14年にできた「守谷野鳥の森散策路」、平成26年にできた「鳥のみち」という遊歩道があり、林間や水辺を歩くことができます。
遊歩道は、市民ボランティアを中心に地元の小・中学生たちも協力して作った手づくりのもので、自然の地形を極力活かしているそうです。
晴天に恵まれたことに感謝しつつ、守谷城址公園近くの鳥のみちの入口「城址口」から散策スタートです。
丸太でできた遊歩道を歩き始めると、両脇に雄大な自然が広がっており、ウグイスなどの鳴き声などが聞こえてきます。
木々を見ながら少し歩くと小川が流れており、トンボやチョウチョなどの昆虫も沢山いました。
小川でカルガモの赤ちゃんが泳いでいるのを発見したので、急いで写真を撮ろうとしましたが、草の中に隠れてしまいシャッターチャンスを逃してしまいました。
遊歩道の所々に、生息している鳥の看板が立っていたので、野鳥を探しながら歩いていましたが、鳴き声は聞こえてくるのですが、残念ながら看板に載っている鳥はうまく見つけることができませんでした。
100種類以上の野鳥がいるそうなので、双眼鏡などを持っていくとバードウォッチングも楽しめそうです。
鳥のみちを最後まで歩ききると市道に当たり、そこから少し右に行くと今度は「野鳥の森散策路」の入口があります。
鳥のみちは湿地帯が中心で開放感がありましたが、こちらの野鳥の森散策路は森林の中を歩いていくので、より自然を感じられました。
野鳥の森散策路の途中には、水辺広場という休憩スペースがありました。
来訪者が自由に黒板に感想を書けるようになっていました。
水辺広場からは少し険しい坂道を登り、フローティングブリッジを渡って、無事に「愛宕南口」まで完歩しました。
豊かな自然の中を、鳥のさえずりを聴きながら歩くのは、本当に爽快で大満足でした。
途中、ほとんど自動車などが通る道にも出ず、木々の中を歩いていけるので、別世界に来たような気分も味わえ、本当にオススメです。
守谷駅からの全行程でも、2時間ほどで回れるので、是非、行ってみてください。
野鳥の森は、「鳥のみち」も「野鳥の森散策路」も、目印が少なく道が分りにくいのが難点ですが、迷いながら歩くのも楽しかったです。
守谷市の公式ホームページで、「野鳥の森」と調べると遊歩道の地図が出てきますので、印刷して持っていく方が良いと思います。
写真は、守谷市の地図に通った道を紫色の線で引いてみました。
(野鳥の森は、TXの広報誌の「TXかわら版Vol.39」でも紹介されていました。)
帰りは、「愛宕南口」を出て正面の道を5分ほど歩くと、関東鉄道の南守谷駅に到着するので、電車に乗って守谷駅まで戻りました。