アーティスト夫婦による家族ユニット「おうちびじゅつかん」
パメラン・ウォールの第3回目の展覧会は、アーティスト高倉吉規さん、松浦春菜さんファミリーによる展示
「おうちびじゅつかん」。
http://www.arcus-project.com/jp/event/2017/ev_jp170928225823.html
ー キメキメの現代美術の似合うお家に住めたら素敵だけど、現実はなかなか難しいところ。
本当に家にあってリラックスできる作品は実は子どもの絵だったり、
家族の思い出の品に手を加えたものだったり。
そういうものと一緒に何を飾るか考えるのもまた楽しい。
ギャラリーや美術館とはやっぱり違うけれど、家庭の中の一壁もまた魅力的な展示空間になるでしょう。ー
アーカススタジオにできたリビングルームにあるような大きな棚、もしくは壁。
今回は、おうちにある日常が「パメラン・ウォール」にやってきます。それは高倉さん松浦さん、綜介くん(5歳)、圭悟くん(3歳)の息子たちからなる、この展示のために結成された家族ユニットの「おうちびじゅつかん」です。
『こんなかたちの展示の仕方もあるのね!』と生活する楽しさを知る、ひとつのヒントになるかもしれません。
アーカス図書サロンへどうぞお気軽にお立ち寄りください。
新しく生まれ変わったアーカスサロン。新たに壁一面に書棚を備えたアーカス図書サロンはこれまでも一般来訪される皆様に開放してきました。作品と対峙し、作品を通して関連図書をご覧いただいたり、情報交換に集まる来場者とまったり会話できる交流スペース、図書/カフェサロンとしても機能するスペースです。
パメラン・ウォール — 様々な表現者との文化交流拠点、アーカスサロンに誕生。
【パメラン・ウォールとは】
パメランとはインドネシア語/マレーシア語で「展覧会」。
アーカスプロジェクトでは、パメラン・ウォール(Pameran Wall)と題して、昨年のクラウドファンディングによって完成したサロン内の書棚にて、クラウドファンディングにご協力いただいた方々の作品展示を行っています。
アーカスサロンに完成した書棚は壁一面、様々な図書や雑誌をサポーターや市民、多くのアーティストや研究者の方々などが閲覧できるよう、そしてアーカスプロジェクトの歴史をたどる記録資料を整理するために作られました。中央の棚を外すと縦135cm x 横165cm x 奥行35cmの可変式展示空間が現れます。
今回、地域プログラム・図書サロン特別企画として年間を通して定期的にこのスペースでパメランを実施します。
http://www.arcus-project.com/jp/event/2017/ev_jp170718174014.html
※現在、アーカスプロジェクトではアーティスト・イン・レジデンスプログラムも12月12日まで開催中。ベルギー・メキシコ・ルーマニア・アメリカからの招聘アーティストがアーカススタジオにて制作活動を行っています。